あなたはどうして保険に入るのか考えたことはありますか?
周りが入っているから、子どもが生まれたからなど理由は様々ですが、保険に入る本当の意味を理解して保険選びができている人はあまりいません。
いろいろ調べてみたけどよく分からないという初心者の人も、コレさえ読めば保険の基礎知識が身につくようにまとめてみました。

保険の仕組みを分かりやすく解説

保険のことがよく分からないという人は、一度保険の仕組みをシンプルに考え直してみましょう。
まずはこちらの図を見てください。

hokenryou

保険とは、みんなで少額のお金を出しあって万が一のリスクに備えておく仕組みです。
ここにAさん、Bさん、Cさん、Dさんの家族がいます。
この4人の家族は話し合って毎月決まった金額のお金を出しあって積み立てておく約束をしました。
もしどこかの家庭でトラブルが起こり多額のお金が必要になったときは、貯めたお金を使っていいということにもしています。
この毎月支払っているお金が「保険料」といわれるものです。

もしものことが起こると保険金が支払われる

数年後、Aさん家族の旦那さんが事故に遭い、亡くなってしまいました。
あまりに突然の出来事だったため、奥さんはパニックです。
なぜならAさん家族では旦那さんが会社員、奥さんは専業主婦だったからです。
奥さんは子どもが小さいので育児に専念するために会社を退職していたのでした。

一家の稼ぎ手がなくなってしまい、来月から収入はゼロです。
子どもも来年小学校に入学し、これからお金が掛かってくる時期です。
幼稚園から大学までの学費は最低でも1,000万円はかかるとされていますが、これからの生活費をまかなうメドも立っていません。
Aさん家族の奥さんが途方に暮れていたところ、Bさん、Cさん、Dさんの家族はAさん家族の奥さんに言いました。

「私たちが貯めていた保険料を使って」

これまで貯めていた保険料が保険金としてAさん家族に支給され、Aさん家族は無事生活を立て直すこともでき、子どもを進学させることができたのでした。

hokenkin

この例から分かるように、保険というのはあまり起こるとは思えないけど、万が一起こってしまったら困ることのためにみんなで少しずつお金を出しあい、困っている人にお金を支払う仕組みなんです。

保険会社の存在意義は?

先ほどの例えはかなりシンプルに保険について説明を行いましたが、現実の社会はもっと複雑です。
たとえば、集めた保険料は誰が管理するのでしょうか?
大金を預かっている人がこっそりお金を使い込んでしまうかもしれません。

だから貯めている金額が大きくなればなるほど信用のある人じゃないと任せられませんよね。
それにAさん家族の旦那さんが死んだとき、遺族が生活していくために必要なお金は数千万円になったら、Bさん、Cさん、Dさんの家族だけのお金だと足りないでしょう。

だからもっと多くの人から保険料を集める必要があります。
保険料を正しく管理・運用したり、保険料を多くの人から集めたりする仕事をしているのが保険会社です。
保険のシステムを成り立たせるために保険会社は必要不可欠なのです。

保険はいつでも必要な金額が取り出せる財布

「貯金は三角、保険は四角」という言葉を聞いたことはありますか?
これは貯金と保険の違いを簡単に言い表しているのです。

system-of-insurance

上の図の青い部分が支払い可能な金額です。
貯金は収入(稼いだお金)から支出(使うお金)を引いた残りの部分です。
よっぽど急に収入が増えない限り貯金も時間をかけて徐々に増えていくことになります。

一方で、保険は契約期間の間は、いつでも必要な金額を支払ってもらうことができます。
この青い部分が貯金は三角形、保険は四角形になっています。
何かあったときに必要な金額が貯金されているなら保険は必要ありませんが、もし貯金されていないなら必要金額を用意するのに時間がかかってしまいます。
その時間のギャップを埋めることが保険に入る意義なんですね。

保険に入るとメリットの大きいもの

matrix

参考:保険会社の社員が家族にしか教えない“本当”の保険の選び方

保険に入るべきかどうかは、「損害の大きさ」と、「損害が起こる確率」で決められます。

・◎ 保険が必要
・◯ 保険があったほうがいい
・△ 保険が必要か検討
・× 保険は不要

◎ 保険が必要

起こったときの損害が大きく、発生確率も高いことは保険に入っておく必要があるものです。
例えば、家族・親戚にガンになった人が多かったり、病気やケガのリスクの高い職業に就いていたり、高級車に乗っていたりするなどがこの場合です。
ただし、保険会社にとってもリスクの高い人を加入させるのはためらわれるので、通常よりも保険料が高くなったり、加入を断られる場合もあります。

◯ 保険があったほうがいい

起こったときの損害が大きく、発生確率が小さいものは保険があったほうがいいとされます。
地震が起きて家が潰れてしまった、夫が突然死して収入が途絶えたというのは確率としては非常に小さいですが、あったときに非常に困ります。
こういう状態のものは保険のありがたみを最も受けられる部分といえます。

△ 保険が必要か検討

起こったときの損害は小さいけど、発生確率としては大きいものは保険がそもそも必要か検討する必要があります。
車の免許を取得したてで事故を起こす確率は高いけれど、車は中古車でそれほど金額は高くない場合などがあたります。
修理費を貯金でまかなえる範囲なら保険は不要ですが、修理費を出すのも難しほどお金に困っているならもしかしたら必要かもしれません。

× 保険は不要

起こったときの損害は小さく、発生確率としても小さいものは保険は不要です。
インフルエンザにかかるなど薬を飲んで1週間もすれば完治する病気は健康な大人にとって保険は不要です。

保険は万が一のことが起こったときに、必要な金額が必要なときに手に入るというのが保険の存在意義です。
保険の基礎知識を身につければ、あなたも賢く保険を選べるようになります。
ただし、保険の仕組みは複雑ですので、ファイナンシャルプランナーなどお金の専門家にアドバイスを求めるのもおすすめです。

【注目1】保険相談とは何か!! 保険相談会社の仕組み・保険相談の申込み方・受け方を徹底解説

保険を検討している人は、FPが開設する保険相談の仕組みや申込み方・受け方を開設した内容を、ぜひ確認してください。
保険相談とは何か!! 保険相談会社の仕組み・保険相談の申込み方・受け方を徹底解説

【注目2】保険選びは『誰』に相談するか?で決まる!

保険は人生の中で最も大きな買い物です。
保険料も高いですし、失敗したくないですよね。

%e4%bf%9d%e9%99%ba%e7%9b%b8%e8%ab%872
実際に保険相談をしてみてわかったことですが、保険選びで失敗しないためには信頼できるプロのアドバイザーを見つけることが大切です。
優秀な方であっても、自分の利益ばかり考えている人には相談したくはありません。

保険選びを絶対に失敗したくないなら、保険見直しラボという保険相談サービスをチェックしてみてください。

何度相談しても無料ですし、無理に保険を勧められることもありませんでした。
家まで相談にきてくれるので、小さな子供がいても安心です。
保険のことが全然わからなくても、1から丁寧に保険の仕組みを教えてもらえます。

おかげで保険料は高くないのに、必要な保障はしっかりついた保険プランに入ることができました!

保険っていつ必要かわかりません。
見直しをつい後回しにしてしまいがちですよね。

しかし、ライフスタイルの変化によって必要な保障額は変わってきます。
万が一のことが起こったときに、

必要な保障に入っていなかった・・・

もしくは、

必要じゃない分まで無駄に保険料を払い続けていた・・・

なんてこともあるかもしれません。
あなたの家族は最適な保険に入れていますか?
もしかしたらヤバイかも、と思ったら今から行動してみてください!

保険見直しラボの詳細はこちら


保険選びはややこしいと思っていませんか?
ここでは保険を様々なカテゴリーに分類して、おすすめの選び方を分かりやすく解説しています。

生命保険を年代別に選ぶ

生命保険とは、死亡保障のついた保険のことです。
万が一のために備えたいという方のために、年代別におすすめの選び方を紹介しています。

20代30代40代

医療保険を年代別に選ぶ

医療保険はケガや病気に対する備えができます。
年齢によって気になる病気の種類は変わってきますので、年代ごとにおすすめの選び方を紹介しています。

20代30代40代

保険の種類から選ぶ
学資保険収入保障保険
個人年金保険養老保険
がん保険女性保険

ピンポイントで最適な保険プランを知りたい方

2、3の簡単な質問にお答えいただくだけで、あなたにピッタリの保険プランをご提案させていただきます。