トップセールスにも輝いたことのあるファイナンシャルプランナーに保険と言う金融商品をどう考えれば良いのかを解説してもらっています。

人生における保険という金融商品の正しい考え方1:保険として考えるべき8つの資金とは

今回は保険という金融商品の正しい考え方でご紹介した8つの資金のなかで、
「万が一の資金準備」について、具体的な事例に合わせてご紹介をします。

【保険として考えるべき8つの資金】

図作成:ママペディア

万が一の資金準備とは?

万が一の資金準備とは、一家の大黒柱が働けなくなった時(死亡・高度障害状態)の資金です。

一家の大黒柱がお給料として毎月の収入がストップしてしまった場合を考えてみてください。

守らなければいけない家族がいる方は必要になってくるお金です。

万が一の資金準備として、子供が大学を卒業するまでの資金計画が必要

ママペディアを読んでいる人は、子供のいる家庭が多いと思いますので、

万が一の資金準備として、子供が大学を卒業するまでを想定して資金計画を立ててください。

専業主婦の家庭においては、専業主婦の保険に注意をする

良くある勘違いとして専業主婦に保険をつけない人もいます。

しかし、お子さんが小さい場合は、専業主婦に万が一の時も今の生活を維持するためのベビーシッターやヘルパーを依頼するなどの費用を計算して対処する必要があります。

資金計画の立て方:死亡・高度障害状態で貰えるお金

夫婦のどちらかに万が一の場合、夫婦ともに働いていれば障害年金・遺族年金が支給される可能性があります。

万が一で必要な資金を把握したら、その額から貰えるお金を引いた額が保険などで備えるべき金額になります。

ですが、障害年金や遺族年金は、支給条件は年齢や子供の有無、家庭の状況などによって様々です。
また、法令の改正やお住いの市区町村などによって条件が変わります。

遺族年金:日本年金機構
障害年金:日本年金機構

色々なサイトで計算方法や例が掲載されていますが、やはり日本年金機構のサイトが一番、正しいとは思います。

しかし、仕組みが複雑のため、ご自身で見てもいくらかを理解するのは、専門知識がなければ、正直、難しいのかなとも思います。

そのためにも、一度、ファイナンシャルプランナー等の専門家に確認をしておくことをお勧めします。

万が一の資金準備を備える時の注意点

また、保険で備えるとしても、障害年金の支給条件と高度障害保険金の受取対象となる高度障害状態は違う場合もあるので注意が必要です。

高度障害保険金の受取対象となる高度障害状態とは?

保険で言う高度障害保険金の受取対象となる高度障害状態は次の通りです。
☑両眼の視力を全く永久に失ったもの
☑言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
☑中枢神経系・精神または胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
☑両上肢とも手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
☑両下肢とも足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
☑1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか、またはその用を全く永久に失ったもの
☑1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

ですので、例えば、国が定める身体障害者福祉法で身体障害等級1級に該当しても、
約款で定める高度障害状態に該当しない場合は、高度障害保険金は受け取れません。

参考:公益財団法人 生命保険文化センターより

万が一の資金の考え方の例

最後に、万が一の資金で必要なお話があります。

分かりやすいように、具体的な例でご紹介したいと思います。

家族のいる場合

これは、以前私が勤めていたオフィスのお客様のお話です。
その方は30歳の専業主婦でした。
35歳の会社員の旦那さんと、子供は4歳の幼稚園に通っている男の子が一人の3人家族の方でした。

仮にAさんとします。

ある日Aさんは、車で買い物に行き、その帰り道で違う車線からはみ出してきた車にぶつかり、車にぶつかった拍子に電信柱に勢いよくぶつかってしましました。

幸い体には大きな怪我はなかったのですが、電信柱にぶつかった拍子にフロントガラスが割れ、その破片が目に入り両目を失明してしまったのです。

この後Aさんの生活はどうなったと思いますか?
今までと同じ生活は続けれたとおもいますか?

目が見えない状態での家事、育児は想像できますか?

では縁起でもないですが、もし万が一自分が失明してしまったら今の生活は続けられるでしょうか?

病院で何日も入院したのち、リハビリも必要になってくるでしょう。

旦那さんも今までと同じように仕事をこなすことが出来るでしょうか?

住居も目が見えなくても動きやすい所に引っ越しや、リフォームなども必要になってくるかもしれません。

独身の場合

では、独身の方はどうでしょう?

もし自分が失明してしまったら、今働いている仕事は出来ますか?
今働いている仕事が出来ないとしたら、どんな仕事が出来るでしょうか?
コンビニ?ガソリンスタンド?それともスタバ?

身近にある仕事はとても難しそうです。

また一人暮らしをしていた人は、どうでしょう?
そのまま一人暮らしができますか?

実家に帰る事になる方が多いでしょう。

親に頼る方が多くなると思います。

ではこれから親を頼ったと仮定して、自分が死ぬまで一生ついていてくれるでしょうか?
親は自分よりも長生きするとおもいますか?

また親は老後の時期、年金も少なくなり貯金を切り崩しながら生活している中で、自分の生活もみてもらうとなるとかなり金銭面でも、体力面でも負担はすごいと想像できます。

この時にしっかりとお金があれば、実家をリフォームすることも可能になります。
生活費も家族に渡すことが出来ます。

お金で全ては解決できないかもしれませんが、金銭面での苦労がないだけで心にゆとりが出てくるでしょう。

失明などの高度障害状態で貰える保険とは

失明は、高度障害状態にあたります。
死亡保障がついている保険には、このような高度障害状態になった時にも保険金がおりてきます。

高度障害状態になると一般的に通常の生活の1.5倍の資金が必要になってくるといわれています。

主婦や独身だから死亡保障は必要ではないと思っている方は、一度想像してみてください。

もし万が一自分に何か起きたとき、家族は、家庭はどのようになるのか?
これからの自分がどのような生活になるのか?

以上をふまえて、自分たちのこれからの資金準備、保険の備え方を一度確認してみましょう。


【参考情報】
生命保険について詳しく知りたい方は、以下の記事を読んでみてください。
生命保険についてわかりやすく解説しています。

【注目1】保険相談とは何か!! 保険相談会社の仕組み・保険相談の申込み方・受け方を徹底解説

保険を検討している人は、FPが開設する保険相談の仕組みや申込み方・受け方を開設した内容を、ぜひ確認してください。
保険相談とは何か!! 保険相談会社の仕組み・保険相談の申込み方・受け方を徹底解説

【注目2】保険選びは『誰』に相談するか?で決まる!

保険は人生の中で最も大きな買い物です。
保険料も高いですし、失敗したくないですよね。

%e4%bf%9d%e9%99%ba%e7%9b%b8%e8%ab%872
実際に保険相談をしてみてわかったことですが、保険選びで失敗しないためには信頼できるプロのアドバイザーを見つけることが大切です。
優秀な方であっても、自分の利益ばかり考えている人には相談したくはありません。

保険選びを絶対に失敗したくないなら、保険見直しラボという保険相談サービスをチェックしてみてください。

何度相談しても無料ですし、無理に保険を勧められることもありませんでした。
家まで相談にきてくれるので、小さな子供がいても安心です。
保険のことが全然わからなくても、1から丁寧に保険の仕組みを教えてもらえます。

おかげで保険料は高くないのに、必要な保障はしっかりついた保険プランに入ることができました!

保険っていつ必要かわかりません。
見直しをつい後回しにしてしまいがちですよね。

しかし、ライフスタイルの変化によって必要な保障額は変わってきます。
万が一のことが起こったときに、

必要な保障に入っていなかった・・・

もしくは、

必要じゃない分まで無駄に保険料を払い続けていた・・・

なんてこともあるかもしれません。
あなたの家族は最適な保険に入れていますか?
もしかしたらヤバイかも、と思ったら今から行動してみてください!

保険見直しラボの詳細はこちら


CTA(あなたにピッタリの生命保険を選んでみませんか?)

保険選びはややこしいと思っていませんか?
ここでは生命保険を様々なカテゴリーに分類して、おすすめの選び方を分かりやすく解説しています。

年代別に生命保険を選ぶ

20代30代40代

保障の期間から選ぶ
定期終身

貯蓄性から選ぶ
掛け捨て貯蓄

ピンポイントで最適な保険プランを知りたい方

2、3の簡単な質問にお答えいただくだけで、あなたにピッタリの保険プランをご提案させていただきます。