現役の証券会社勤務のプロがお勧めする。
ママにお勧め! 絶対使える株主優待ランキング(5位まで)です。

株主優待制度とは

株主優待とは、企業が株主に対して送るものです。
株主優待の内容は、様々な物があり「自社の製品」や「金券(クオカード)」「優待食事券」があります。

この記事の執筆者について

今回、現役の証券会社勤務のプロに依頼して、
2018年12月決算対象の「ママにお勧め! 絶対使える株主優待ランキング(5位まで)」を作成してもらいました。

株主(かぶぬし)になるにはどうするの

株主になるには証券会社に口座を開く必要があります。
自宅から最寄りの証券会社でも構いませんし、簡単に開きたいならネット証券が容易です。

証券会社に口座を開き、入金をしてようやく企業の株に投資ができるようになります。

今回紹介する12月の株主優待については、権利付き最終日は25日、権利落ち日は26日になっています。
そのため、12月25日(火)までに購入(約定)する必要があります。

ママにお勧め株主優待ランキングの選定基準

このランキングでは次の選定基準でお勧めを選んでもらいました。

投資価格が30万円以下である
高額だと気軽に投資できません。
ある程度、投資が可能だと思われる金額(30万円以下)にしてあります。

長期保有を目的にできること
基本的に長期で保有することができる企業にします。
毎年の株主優待を貰うため、1度、保有したらほったらかしで問題ないと思われる企業にします。
(基本的に業績不振による赤字企業は選定対象外)

総合利回り(配当+株主優待)が2.5%以上であること
将来、株価があがるかどうかは誰もわかりません。
長期保有で安定的に利益を得るために、総合利回り(配当+株主優待)が2.5%以上を条件にします。

貰って嬉しい株主優待であること
クオカードなどは使い道に困りませんが、
貰った時にそれほどテンションが上がるとは思えません。
ママが貰って嬉しい事も重視しています。

ママにお勧め株主優待ランキング

最新の投資金額(株価)はリンクより確認してください。
※11月30日現在の株価で計算しています。
投資金額は最低単位(株主優待を貰える最低の単位)としています。

1位:バリューHR(6078)
【投資金額】20.8万円
【事業内容】健保の保健事業や企業の健康に関連するサービスをネットで提供。
【優待内容】カフェテリアポイント(2,500ポイント~)など
【総合利回り】4.98% (配当利回り0.94% + 優待利回り4.04%)
【業績】好調
【その他】長期保有により更にポイントがあがります。

業績が非常に好調です。
特にカフェテリアポイントはディズニーランドや映画券などにも交換でき使い道が多いので魅力的です。
長期的に保有するとポイントがあがるので、長く持ち続けることをお勧めします。

2位:クックパッド(2193)
【投資金額】4.2万円
【事業内容】クックパッドの運営、料理レシピ専門サイト最大手
【優待内容】プレミアサービス6ヶ月無料クーポン
【総合利回り】(配当利回り1.95%  + 優待利回り2.71%)
【業績】減益
【その他】1年以上の保有が前提

創業者と経営陣の対立により、株価が大きく下がりました。
業績も減益ですが、利益はちゃんと出ています。
何より株主優待が、クックパッドのプレミアムサービス利用クーポンなので、
ママには非常にお勧めできます。
投資金額も5万円以下と安いので、これなら持っていても良いかな?と言う内容です。

3位:すかいらーくホールディングス(3197)
【投資金額】18.6万円
【事業内容】ファミレス最大手。主力は「ガスト」。中華「バーミヤン」や和食「夢庵」も展開
【優待内容】すかいらーくグループ食事優待券(3000円×2回)
【総合利回り】5.33%(配当利回り2.06% + 優待利回り3.27%)
【業績】営業微減益

他の外食産業に比べると業績があまり良くありませんが、優待は魅力的です。
ただし、注意が必要です。
この企業は2017年には株主優待額を一気に3倍にしました。
また、大株主が投資ファンドです。投資ファンドはいつか株を売却します。
投資ファンドが株を売却したら優待額の減額に踏み切る可能性も想定できます。
お勧めはしますが、私なら12月決算以外にも良い優待があるため、今は投資せずにスルーします。

2018年12月では、これまであげた株主優待以外は好みの分かれるタイプのものが多く、
ママ向けに限定すると、お勧めできるのがありませんでした。
他の月に良い株主優待がありますので、4位、5位は特にありません。

積立アレキサンダー積立アレキサンダー

ランキング5位までお願いしたのに、3位までしかないって、、、
しかも、3位は「今は投資せずにスルー」って、、、
この人、厳しいです。。。
選定基準以外でも良いので、後、2つあげてもらいました。

おまけ1:日本マクドナルドホールディングス(2702)
【投資金額】51万円
【事業内容】世界的ハンバーガーチェーン、マクドナルドの展開。
【優待内容】マクドナルドの優待食事券(1冊~)
【総合利回り】ーー (配当利回り0.58% + 優待利回り –(算定不可))
【業績】好調

みんなに人気のマクドナルドも12月の決算(優待決定月)です。
業績が回復して株価も上昇しています。そのため、おまけとして載せておきました。
食事優待券は、1冊で6シートを切り離して使うことができます。
サイズのある商品はS、M、Lとすきなサイズを選べるのも嬉しい配慮です。

おまけ2:楽天(4755)
【投資金額】9.2万円
【事業内容】楽天市場、ネット通販で国内双璧。金融、旅行など総合路線
【優待内容】楽天市場のクーポン(500円相当~)など
【総合利回り】2.64%(配当利回り0.48% + 優待利回り2.16%)
【業績】好調

楽天市場を利用しているママは多いのではないでしょうか?
あまり総合利回りは高くありませんが、楽天市場が好きなら保有しても良いと思います。

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なんとか5つあげてもらいました。
執筆者はバリューHRとクックパッドは実際に保有しているそうです。

投資は自己責任です

株式等の金融商品は、
「損失が出たとしても、その損失を自ら負担しなければならない。」
という自己責任の原則があります。

この原則の適用する前提は、その投資商品に関する情報を収集・リスクを評価して、
納得した上で取引を行うことが前提となっています。

いくら世間で優良と言われている企業であっても、業績が悪化し倒産してしまうという可能性は否定できません。
今日は良くても、明日、その企業の不祥事が発覚するかもしれません。

そのため、今回の記事で損失を出しても誰も面倒を見てくれないのです。

株は自己責任で、楽しくできる範囲で行ってください。

おまけ

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今回の執筆者に、今後も株主優待のランキングをお願いしています。
もし、取り上げて欲しい株式投資のテーマなどがありましたらコメントを頂けると嬉しいです。

また、執筆者に「資産運用の記事が物足りない!!」と言うお叱りも受けています。
今後、資産運用も充実させていきたいと思います。