シングルマザー（母子家庭）におすすめの生命保険の選び方・見直し方

シングルマザーは仕事も子育ても人並み以上にやらなければなりません。
保険のことを考える余裕がない人もいるかもしれませんが、もしあなたが病気で働けなくなったらどうするのでしょうか？
万が一のときに保険をかけていてよかったということもありますので、この機会のシングルマザーに合った保険の選び方について考えてみましょう。

シングルマザーの保険選びのポイント

その人に合った保険は、その人の年齢や収入など様々な条件によって変わってきます。
しかしシングルマザーで保険を選ぶときに共通している気をつけるポイントは以下のとおりです。

・自分の収入にあった保険を選ぶ
・本当に必要な補償はなにか選ぶ
・子どものために必要なものは何か選ぶ

自分の収入にあった保険を選ぶ

将来が心配だからという理由だけで保険を選んでしまうと、補償が充実したプランを選びたくなってしまいます。しかし、それに合せて保険料も高くなるのです。保険料の支払いで生活の負担になっているのなら本末転倒です。もし心当たりがあるのなら自分の保険を見直してみる必要があるかもしれません。あまり保険にお金をかけたくないのなら、保険料を掛け捨てにすると安くなります。

本当に必要な補償はなにか選ぶ

保険商品には様々な種類があり、あらゆる物事に保険をかけられるのですが、不要なものにまで保険をかけていませんか？起こる可能性は極めて低いけど、起こったら大変ということに保険は有効とされています。
例えば、あなたが突然死んでしまった場合、残された子どもたちの生活についてなどです。

子どものために必要なものは何か選ぶ

シングルマザーの保険選びで最も大切なのは、自分に万が一のことがあったときに子どもが生活していけることです。
母子家庭で生活が苦しくても死亡保険だけは付けておくといった家庭は多いのです。

シングルマザーに必要な保険は？

シングルマザーに人気の保険は3つあります。それぞれの保険について詳細を見ていきます。

・死亡保険

あなたがなくなったときに保険金が支払われます。
補償期間を子どもが成人するまでにしておき、子どもが進学するために必要な金額でもらえるようにプランを組むのが一般的です。
掛け捨てにしておけば保険料は安く抑えられます。
一度に高額の保険料を支給されたら使い方に困ってしまうなら、死亡保険金を毎月小分けにして受けてとれる収入保障保険がおすすめです。

・医療保険

シングルマザーの家庭では一家の働き手が1人しかいませんので、もしケガや病気で働けなくなったら収入はゼロになってしまいます。
会社に勤めている場合は、勤め先から手当が出ることがありますが、雇用や収入の不安定な職業についている人は入っておくと万が一のときに助かる保険です。

・学資保険

子どもの教育資金を貯めるために学資保険に入っておこうという方は多いですが、優先度は死亡保険や医療保険と比べると低いです。
確かに毎月決まった金額を支払って満期になれば、支払ったお金が戻ってくるので強制的にお金が貯められるメリットはありますが、大学進学なら奨学金が借りれるなど他にも手段はありますので、学資保険は収入に余裕があれば考えるといいでしょう。

保険の見直しをするメリット

保険は一度入ったらそのままにしておくのではなく、定期的に見直してその都度自分に合った保険に切り替えていくことがいいとされています。
保険によっては定期的に更新が行われ、年齢が上がるにつれて保険料が上がっていることもあります。
そんなときには保険の無駄を取り除いて、自分の必要なものだけを選ぶと保険料が安く済みます。

保険の相談は、お金のプロに相談するのがおすすめ

保険の仕組みは非常に複雑です。
ひとことで死亡保険といっても保険のプランを見てみると、様々な特約が付いていたりしていつに、何に対して、どれくらいの補償が受けられるのかが見えにくくなっています。

保険の相談といえば、保険会社の担当の営業マンが思いあたるかもしれませんが、保険会社の営業マンは自分の保険を売って収入を得ているので、他の会社にもっといいプランがあったとしてもすすめることはできません。
保険の営業マンよりも中立な立場から保険のアドバイスをしてもらえるのは、お金のプロであるファイナンシャルプランナーです。
ファイナンシャルプランナーだと複数の保険会社のプランを比較しながらあなたにあった保険を提案してもらうことができます。