投資信託には金融機関と提携している投資信託会社と、金融機関から独立してファンドを運営している独立系の投資信託があります。
独立系の投資信託は日本にはそれほど多くはありませんが、独自の投資理念をもって運用しているところも多く、実際に運用状況が好調なところもあります。
ひふみ投信は中でも個人投資家からの人気の高い投資信託で、その評判を徹底検証します。

ひふみ投信って何?

ひふみ投信はレオス・キャピタルワークスによって運用されている投資信託です。
「守りながらふやす」というスタンスで、継続的にベンチマークより高い収益を上げることに成功しています。
ひふみ投資の投資スタイルは、アクティブ運用と呼ばれます。市場の平均点を狙うのではなく、長い目で見て株価が上がりそうな企業の株を買って運用することで、平均点以上の成績を狙っているファンドなのです。

ひふみ投信のすごいところ

投資の方法に正解はありません。
絶対に大きな収益が上がる方法などはなく、同じ方法でも得をすることも損をすることもあるんです。
専門家の中にはアクティブ運用をしていても、その分リスクが高くなるので、結局はインデックス運用(市場の平均狙い)の成績を上回れないとも言われています。

その中でひふみ投信は継続的に高い成績を上げているのでとてもスゴいことなんです。これまでの運用成績が良かったからといって、今後の成績も良いという保証はどこにもありませんが、ひふみ投信の成績が良い理由は人、理念など数字だけでは判断できないソフトな面によるところも大きいようです。

カリスマファンドマネージャーによる運用

ひふみ投信は藤野英人さんという、創業者のファンドマネージャーが運用しています。
藤野さんはもともと大手の金融機関に勤めていたのですが、クライアントの中小企業の社長さんたちと接する機会が多くて、次第に経営者のマインドが自分にも身についてきてレオス・キャピタルワークスを創業することにしたそうです。

「儲かる会社、つぶれる会社の法則」などの著書が高く評価されているように、会社を見るのに優れた洞察力を持っています。
株式投資というと数字やデータに注目しがちですが、ソフトな情報から判断できる人だから、これから伸びるけどまだ市場では評価されていない(株価が割安)な株を買うことができるんでしょうね。

投資している会社もユニーク

ひふみ投信のホームページでは毎月運用の報告書が公表されていて、どのような会社を中心に投資をしているかが分かるようになっています。
2016年4月度の「ひふみのあゆみ」では、マルイやしまむらなど業績好調で有名なところだけでなく、あまり人には知られていないけど業績が良い会社や、社長が優秀で今後伸びていくことが期待できる会社など、ひふみ投信独自の視点から投資が行われていることが分かります。
たとえば、防犯カメラの会社、創業100年以上も野菜の種を売ってる会社や、インターネット広告や、人材派遣会社などこれから大きく伸びそうな会社など様々です。

アクティブファンドなのに低コスト

ひふみ投信では長期投資を推奨しています。
長期投資をすると短期的な運用でのリスクが下げられるので、投資する側にとっても良いとされています。
なので投資信託は本当に投資家のためになる仕組みなのです。
手数料が安いというのも投資信託選びで大切なことで、ひふみ投信はコストも安く抑えられています。

・買付け手数料:無料
・信託報酬:1.0584%
・信託財産留保額・解約手数料:無料

さらに、5年、10年と運用年数が長くなると、信託報酬が下がります。

・信託報酬(5年未満):1.0584%
・実質的な信託報酬(5年):0.8584%
・実質的な信託報酬(10年):0.6584%

投資信託で資産を運用する期間は長いほど良いとされていますので、運用期間が10年というのは真面目にコツコツ運用していきたい人には無理のない期間です。
それで実質的な信託報酬が0.6584%というのは、一般にコストが低いとされているインデックスファンドと比べてもいい勝負です。

ひふみ投信は初心者でも大丈夫?

投資をするときは自分が許容できるリスクに見合った運用方法を選択するのが大切といわれています。
ひふみ投信は投資信託の中ではリスクは高めの投資信託ですが、その分リターンも大きいです。
多少のリスクは気にせず毎月コツコツ積み立て投資することができる、年齢的に若いから万が一損をしても働いて資金を蓄えられるといった人は挑戦してみてもいいかもしれません。

また、自分があまり損をするのが耐えられないけど良さそうなファンドだから投資信託を買ってみたいという人は、資産の多くはリスクが比較的低い金融商品で運用し、一部をひふみ投信へ振り分けるなどして様子をみてもいいでしょう。

投資の成果は自己責任です。
自分でよく調べた上で納得した上で判断してください。
とはいってもお金を銀行に預けていても将来不安ですし、老後資金なども蓄えていきたいなら投資信託は有効な手段です。

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