子供の教育資金を貯めたい、老後の備えを今から始めたいなどお金を増やしたい理由は様々です。
お金は多くて困るものではありませんし、資産運用をして少しでも増やしていけるのならいいですよね。
でも、これまで投資をしたことなかった初心者の人のために、資産運用の方法はどのようなものがあるのか、平凡な主婦でも実践できそうな方法はあるのか検証していきます。

資産運用をするために必ず知っておくべきこと

「株で損をするのが怖いから、確実に損をしなくて利回りのいいものってないの」と思っているならあなたは資産運用の基本を身につける必要があるかもしれません。
リターン(利回り)が高ければリスクは高くなりますし、リターンが低ければリスクも小さくなります。
ここでいうリスクというのは、どのくらい大きく変動するかということで、リスクが大きい=損をする可能性が高いというわけではありません。
リスクが高いと、投資したお金が大きく増えることもありますが、大きく損をすることもあるということです。
資産運用するときは自己責任で、あなたがどのくらいのリスクに耐えられるかを考えて運用方法を選ぶことが大切なんです。

資産運用の方法まとめ

資産運用といっても貯金、株式、外貨など様々な金融商品があります。
株式1つとっても様々ですので、一概にいうのは難しいですが、大体のリスクとリターンの関係をまとめてみました。
数値はあくまで目安ですので、他の金融商品と比較するときの参考程度に見てください。

金融商品名 リターン(目安) リスク
定期預金 0.001% 低い(元本割れなし)
国債 0.1% 低い(元本割れしない)
保険 0.2% 低い
社債 3% やや低い
株式 8% やや高い
通貨・FX 20%超 かなり高い

※2016年時点で国債の利回りはマイナスですが、一般的には定期預金よりは利回りは良いとされています。

定期預金

最もリスクのない資産の運用方法といえば銀行に貯金しておくことです。
普通に預けていても利子が入ってきますが、金額はわずかにしかなりません。
インフレになって物価が上がっていくと、お金の価値が下がってしまって資産が目減りするリスクもあります。
しかし、定期預金は元本割れしませんし、万が一銀行が倒産しても1,000万円までは保証してくれますので安全性は高いです。

国債

国が発行する債券(借金)のことで、元本が保証されています。
ただし、2016年は日銀のマイナス金利の影響により国債の利回りがマイナスという異常事態になっています。
一般には国債は国がデフォルト(借金を返せない状態になること)しない限りは安全とされていますので、リスクは低いです。

保険

学資保険や年金保険など、お金を積み立てられる商品もあります。
途中で解約すると元本割れを起こすため、半強制的に貯金できるという理由で利用してる人もいます。
年間の利回りでいうと2016年時点では0.2%程度で高くはありません。
バブル経済のときには利回りが5%程度の利回りが約束されているものがあったため、保険で資産運用が定番だった時代もありますが、現在では保険で貯蓄するメリットはなくなってきています。

社債

会社が発行している債券(借金)のことです。
会社が潰れるリスクは国が潰れるリスクより大きいので、リスクはやや低め程度です。
会社の信用によっても利回りが変わってきて、信用のある会社の利回りは低いですが、業績が悪くて信用の低い会社の利回りは高くなります。
社債は会社が銀行からお金を借りるときに発行しますが、信用のない会社は多くの利子を付けてお金を返す約束をしないと銀行がお金を出してくれないのです。

株式

会社が発行している株を買うこともできます。
投資というとこのイメージが強いのではないでしょうか?
会社の業績が上がると株価も上がりますし、逆に業績が悪ければ株価は下がっていきます。
成長している会社の株を買うと、上手くいくと資金を大きく伸ばすこともできますが、会社が倒産して投資したお金が戻ってこないリスクもあります。

通貨・FX

為替相場の変動を利用してお金を稼ぐ方法もあります。
リスクが大きいため短期的な投資になって、10年以上じっくり資産を積み立てていこうという長期投資にはあまり合いません。
投資をしてお金を稼ぎたいといえばFXが有名ですが、大きく利益を上げられる可能性もありますが、大損をすることもあります。
一時的に収益が上げられたとしても、1回の失敗でこれまで積み重ねてきた資金を全て失うレベルです。

初心者で資産運用をするなら投資信託がおすすめ

資産運用には様々な方法がありますが、投資のプロではない私たちが堅実にお金を増やしていくためには投資信託を利用するのが一般的です。
投資信託とは様々な種類の金融商品を組み合わせることでリスクを分散し、長期的に資産を増やしていく投資方法です。
投資信託は「定期預金や保険は元本割れしないので安全だけど、全然増えない」「株式投資をしてみたいけど自分で株式を買って運用するのはハードルが高い」と感じる人向けの商品といえます。
投資信託は分散投資、ドルコスト平均法、長期投資など様々な方法でリスクを下げる仕組みがありますので、自分で調べてみることをおすすめします。

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ここでは保険を様々なカテゴリーに分類して、おすすめの選び方を分かりやすく解説しています。

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生命保険とは、死亡保障のついた保険のことです。
万が一のために備えたいという方のために、年代別におすすめの選び方を紹介しています。

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医療保険はケガや病気に対する備えができます。
年齢によって気になる病気の種類は変わってきますので、年代ごとにおすすめの選び方を紹介しています。

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