子供を持つ親にとって、やはり教育資金の準備を考えている方は大半ではないでしょうか。
子供一人の教育費は1000万円以上必要だとも言われているため将来のために貯金をしておくことは重要です。
今回は子供にかかる教育の費用と学資保険の満期金はいくらが妥当なのか、そして学資保険に加入する時の注意点について説明をします。
学資保険300万あれば十分なのか
もし子供が大学へ進学するなら親はこのお金を準備しなければなりません。
また、子供が2人以上いる家庭の場合はかなりの負担となる可能性が高いです。
毎月決まった貯蓄をしていくことは必須となりますが、貯蓄が苦手な方のために学資保険を利用する方法もあります。
学資保険は積み立て型の商品が多く、子供が18歳になった時に満期金が受け取れる仕組みになっていることがほとんどです。
中には10歳や15歳の時にも一時金が受け取れるような商品も存在します。
この学資保険に加入する際に、まず満期金の設定をしなければなりません。
100万円程度から自分で決めることができますが、とりあえず300万円の満期金を目標にする方は多いです。
なぜなら、もし300万円受け取るとすれば毎月の保険料は13000円程度支払うことになり、毎月の保険料を負担することを考えるとやはり300万円程度が妥当だと考えられるからです。
しかし、本当にこれで子供の教育費は十分だと言えるでしょうか。
子供にかかる教育費
では学資保険の満期金300万円あれば学費は十分足りるのか考えてみます。
現代は昔に比べて子供にお金がかかる時代になってきました。
多種多様な習い事の他に、幼稚園や小学生の頃から塾に通う子供が増えています。
9割近くの中学生は高校進学をする傾向にあり、高校を卒業すれば大学や専門学校へ進学する割合も増えています。
高校までは公立の学校へ通うようにすれば、それほど多額の費用が必要になるわけではありません。
けれども大学に進学する場合はまとまったお金が必要になることを知っておくことが大切です。
大学は国立大学へ4年間通うと総額で500万円、私立大学の文系で700万円、私立大学の理系になると800万円を超えてきます。
この費用は入学費用や受験費用など4年間で使用する金額の平均です。
もちろん大学によって、その授業料や入学金の費用は異なりますが、目安として上記の金額がかかると考えておくとよいでしょう。
以上のことから学資保険300万円では不十分であると言えます。
とはいえ、満期金を増額すると保険料も増えるので無理をするのは禁物です。
また、あまり学資保険を信用しすぎるのも注意が必要です。
理由は貯蓄型の保険なため将来のインフレに弱いからです。
そのため、学資保険だけに頼ることは避けたほうがよいです。
加えて、学資保険は支払ったお金が全部受け取れるという確実性はないのです。
なぜなら中には元本割れをする可能性がある商品もあるからです。
それは入院保障や死亡保障の特約が付いたものです。
特約として付けることができますが、掛け捨てのようなものなので注意が必要です。
奨学金制度の利用
このように、満期金300万円だけでは不安がありますが、金額を増額するのもあまりおすすめできません。
そこで、もう一つの手段は奨学金制度を利用することです。
奨学金は子供が大学を卒業して自立をしてから毎月自分で返済をしていきます。
現代は経済的状況から親の力だけでは子供の教育費全額を工面することは難しいこともあります。
そこで、できるだけ子供の負担を減らして学資保険は利用しながら、将来は奨学金も活用して学費を用意するのが望ましいです。
まとめ
子供の教育費用で一番負担が多くなるのは大学です。
学資保険の満期受取が300万円では足りないかもしれません。
ただ、増額をすると現状の保険料が家計の負担になることも考えられるため、奨学金も利用して学費の用意をすることをおすすめします。
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