子供の将来の教育資金対策として人気の高い学資保険ですが、学資保険の加入途中で契約主である親や、学資保険の対象者である子供が亡くなった場合はどうなるのでしょうか?
万が一の時のことなんて、考え出すと不安になってしまうためあまり考えたくないかもしれませんが、きちんと知っておかないと正しい保障が受けられなくなってしまう場合もあります。気になる学資保険加入中の親や子供の死亡に関する疑問をまとめてみました。
契約主である親が死亡したらどうなるの?
まずは、契約主である親が死亡した場合について調べてみました。
生命保険や医療保険の場合は保険をかけられている人=被保険者に何かあった場合のための保険になります。
入院・手術の補助金や、通院の補助金、死亡保障など被保険者に何かあった場合の保障が備わっています。
ですが、学資保険の場合はちょっと特殊で被保険者ではなく、契約主に何かあった場合の保障が備わっています。
それが「払込免除」と呼ばれるものになります。
学資保険の契約途中に、契約主である親が亡くなった場合は以後の保険料の払込は不要で満期になれば、予定していた通りの満期金が受け取れるというものになります。
これは子供の教育資金のために作られた保険ならではの保障で、払う人がいなくなってもきちんと満期金が受け取れるというのは大きな安心感ですよね。
子供が死亡したらどうなるの?
考えたくないことになりますが、被保険者である子供が死亡した場合についても調べてみました。
生命保険や医療保険であれば、被保険者に万が一のことがあれば死亡保障などが支払われますが、学資保険の場合は今までに振り込んでいた保険料が払い戻されるだけで、特別な給付金はありません。
特約などで死亡保障をつけている場合には、その分の給付金が戻ってきますが、つけていない場合は、支払った額が戻ってきて契約解除になります。
死亡保障はつけておくほうがいいの?
学資保険にも特約として被保険者である子供の死亡保障をつけることができるものもあります。
ですがもともと学資保険はあまり返戻率のいい保険ではないために、いろいろな特約を付けてしまうと保険料が上がってしまい、将来の貯蓄目的で行ったはずの学資保険で損をしてしまう場合もあります。
ですが損をするというのは、あくまで金銭的な問題であって「支払った保険料」>「満期金」となってしまっても、その間に受けられる死亡保障や医療保障などの安心感が大切だと思えるのであれば、たとえ元割れしてしまっても特約をつけておくのも1つの方法です。
単純に貯蓄目的で学資保険を契約したい!と思っている場合には余計な特約は付けずにシンプルに返戻率を大切にすることをおすすめします。
医療保障はどうしたらいいの?
子供が亡くなった場合のことを考えると、いろいろな不安がつきまといますよね。
死亡保障と並んですすめられるのが医療保障になりますが、こちらも死亡保障と同様につけることで保険料があがってしまうために、貯蓄目的の方はつけないことをおすすめします。
特にここ数年は子どもの医療費の助成がどんどん進んでいっている為、子どもの医療費にかかるお金は少なくなってきました。
そのためわざわざ教育資金目的の学資保険に医療保険を付帯するメリットはあまりないと言えるかもしれません。
学資保険はあくまで教育資金目的として考えて、医療保障が気になる場合は、別で保険に加入するほうが得策です。
まとめ
自分や子供に何かあったときのことなんて、あまり考えたくありませんよね。
ですがきちんと知っておくことで、万が一のときにも子供が苦労しなくてすむかもしれません。
学資保険の払込免除も、契約主である親の死亡届を保険会社に提出しないと受けることはできませんので、ある程度の年齢になればお子さんにどの保険に加入しているかきちんと説明しておくようにしましょうね。
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