がん保険に加入する年齢！いつからがベスト？

がんは身近な病気になっており、誰もががんになる可能性があります。
がん治療に必要な費用を賄うために、がん保険も多く販売されています。
しかし、保険料が毎月必要になることに加えて、自分が病気になる可能性もわからないためいつから加入すれば経済的であるのか判断するのは難しいです。

今回は年代別によるがんになる割合と、独身の時、結婚して家族ができた時、それぞれの場合を考えて、加入するベストな時期について説明をします。

がんになる割合

近年は２人に１人はがんによって亡くなると言われるようになりました。
これには食生活の変化やストレスによることが原因とされていますが、その他にも人間が昔より長生きするようになったことも理由の一つです。
なぜなら年を重ねるごとにがんになる確率は上昇していくからです。

がんになる確率は３０代前半まではかなり低いです。その後３５歳以上になると少しずつ割合が上がってきますが、それでも１０００人に１人か２人くらいです。そして５５歳くらいから７０歳にかけては確率が高くなります。

若い時はそれほどがんになることを心配することはないかもしれませんが、５０代になると確率は上昇してくるので注意が必要です。
また、５０代は子供がいる家庭では教育費が多く必要になる時期でもあるため、がんによって働けなくなると収入が減ることも考えられるので対策を講じることが必要になります。

では実際にいつからがん保険に加入するのばベストなのかについて説明をします。

独身の時

そもそも保険の役割は医療費や生活費を自分の貯金で補填できない場合に備えるものです。
よって、貯金が１００万円以上あり、養う必要がある家族が他にいないのであればあまり無理をして加入することはないかもしれません。

ただ、近年は独身の方でも貯蓄ができないケースが増えています。その理由は経済的に貯金が無理な場合や意図的に貯蓄はしないという場合があります。

経済的に貯蓄をすることができない場合を除いて、今後万が一のための医療費として５０万円から１００万円程度の貯蓄をする予定がない方は保険を利用して備えておくのもおすすめです。

家族ができた時

次には結婚をして家族ができた時について説明をします。
やはりがん保険に加入するならこのタイミングがベストなのではないでしょうか。
結婚をすると配偶者、また子供を持つと子供が社会人になるまでは面倒を見る必要があります。

特に３０代から５０代にかけては住宅を購入している方では住宅ローンに加えて子供の教育資金の準備、そして５０代以降になると自分たちの老後の資金も考えなければなりません。

しかし、この時に自分ががんになり闘病することになると、収入が減り生活が成り立たなくなります。
家族全員がそれまでの生活スタイルを変更せざるをえなくなる可能性も十分にあるのです。

例えば、旦那さんががんになってしまうと、がんにかかる費用のことだけではなく、家族の生活費、また旦那さんの看病もしなければなりません。
そうなると、必然的に妻の負担が増えてきます。
経済的に余裕がなくなることもあるかもしれないため、食費や子供の教育費などを削減することも考えなければなりません。

そこで、まずはお金の心配をしないようにするためにも結婚をして家族がいる方はがん保険には加入をして家族の生活を維持できるくらいの給付金を受け取れるようにしておくのがよいでしょう。

まとめ

がんは３０代後半にかけて患者数が少しずつ増えてきます。
しかし、いつからがん保険に加入しておくべきなのか、そのタイミングを見計らうのは難しいです。
独身の時は扶養する家族がいなければそれほど無理して契約する必要はないかもしれませんが、結婚をして家族ができた時は家族の生活のことを考えることが大切です。
よって結婚後はがん保険に加入するタイミングとしては適切であると言えます。