ストレスの多い現代社会は、心療内科や精神科に通院している人も増えています。

昔に比べると、治療法や薬の種類も増えたので、病名の診断も複雑になってきました。
メンタル系の通院履歴がある人が、生命保険に加入しようとする際に注意すべきことをまとめます。

保険加入の目安は完治後5年!

生命保険に加入するには、自分の病歴をありのままに記入した告知書を作成します。
ここでの質問で一般的なのが、
「過去5年以内に、病気やケガで7日以上の通院したことがありますか?」
というものです。
うつ病に代表されるような精神疾患は、治療が長期にわたることが多く、病状が一進一退することがよくあります。
ケガのように完治したことが目に見えづらいのですが、通院と服薬をやめて5年以上経過すれば、完治したとみなされ、告知不要になることが多いです。

心療内科や精神科に通院する患者さんは、日常生活が困難なほどの重い症状から、薬を飲みながら何とか仕事や家事をこなしている人まで様々ですよね。
しかし、保険会社にとっては、通院歴があるという事実だけで、
「自殺リスクが一般より高い」
「服薬や運動不足などで他の病気になる可能性も高い」と一律に判断されてしまいます。

5年以内に睡眠導入剤や精神安定剤の処方を受けている場合は、通常の生命保険の加入はなかなか厳しいと思った方がいいでしょう。

病名は知らされない場合もある

精神疾患は、心療内科や精神科だけで診断されるものばかりではありません。
仕事や家庭のストレスで一時的に不眠になったり、情緒不安定になったりすることは誰にでも起こりうることです。
内科や産婦人科等でも、「最近眠れないんです」と相談すれば、「じゃあお薬出しておきますね」と言われることがあります。
そのような場合は、ドクターが病名をいちいち患者さんに告げることは少ないと思いますが、睡眠導入剤や精神安定剤を処方するためには、カルテに何らかの病名や症状を記入しなければなりません。
自分には知らされていなくても、「うつ状態」とか「自律神経失調症」という扱いになっていることがあります。
保険金を請求した際は、保険会社は過去の通院履歴のカルテを徹底的に調査します。
その際に、告知もれが発覚すると、告知義務違反とみなされ一方的に契約を解除されてしまうこともあるのです。
ちょっと薬をもらっていただけだからバレないだろうと自己判断せずに、5年以内の通院や服薬は短期間であっても正直に告知するようにしましょう。

加入できる保険の種類

精神疾患の症状が重いときは、保険加入よりもまずは心と身体の回復につとめることが優先です。
しかし、病状もすでに落ち着いているので、完治後5年経過していなくても何らかの保険に入りたいと思う人には、条件付きで加入できる生命保険があります。
代表的なものは以下の3つです。

指定疾病不担保制度

告知があった病名に関係する病気以外を保障する保険商品です。
うつ病なら、うつ病に関連する入院やケガの保障はありませんが、それ以外の病気では保険金が支払われます。

引受基準緩和型保険

通常の保険より、告知項目が少なく、加入しやすい保険です。
たとえば、過去5年以内の通院がガンに関する病気だけでよいという内容で、精神疾患の方でも
入りやすい保険となっています。

無選択型保険

医師による診査や告知が不要の保険です。
健康状態に不安のある人向けの保険なので、当然のことながら保険料金は高くなります。
死亡保険額の上限も500万円ほどと低めに設定されています。

まとめ

精神疾患の既往歴があるときは、保険の加入が厳しくなります。
5年以内の通院、または睡眠導入剤や精神安定剤の服用は特に注意が必要です。
万が一の保障が必要となったときは、まずは保険料が高くても条件のゆるい保険に加入し、完治後5年経ってから、通常の保険商品に切り替えていくのがいいでしょう。

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