医療保険で入院保障がついているものには「入院日額◯◯円」と1日当たりの保障額が決まっています。
保険の中でも多いのが日額5,000円のタイプと、10,000円のタイプです。
どちらの保障がいいのでしょうか?
ここでは入院中にかかる費用をもとに、どちらのプランがいいのかを紹介します。
結論からいうと
入院日額は5,000円もあれば治療費を十分まかなうことができます。
そのため最低限の保障が欲しい方は日額5,000円のプランをおすすめします。
入院費用はどれくらい?
入院するときにかかる費用はどれくらいなのか。
生命保険文化センターのデータによると、1日当たりの自己負担費用の平均は2万1千円です。
日額費用 | 割合 |
---|---|
5,000円未満 | 9.8% |
5,000〜7,000円 | 10.0% |
7,000〜10,000円 | 7.0% |
10,000〜15,000 | 26.2% |
15,000〜20,000円 | 13.3% |
20,000〜30,000円 | 15.5% |
30,000〜40,000円 | 7.2% |
40,000円以上 | 10.9% |
このデータによると、入院費用はかなり多い印象を受けます。
しかし注意していただきたいのは、この費用には入院中にかかるあらゆる費用が含まれていることです。
・治療費
・食事代
・差額ベッド代
・交通費(見舞いに来る家族の分も含む)
・衣類
・日用品
このように見ると、治療費以外の費用がかなり多く含まれていることがわかります。
なので、日額2万1千円というのは、マックスで入院するときにかかる費用とみていいでしょう。
治療費はどのくらい?
医療保険の本来の目的を考えると、治療にかかる費用だけで十分という方もいるはずです。
それでは1日あたりにかかる治療費はどのくらいでしょうか?
実は、1日3000円くらい十分と言われているんです。
その根拠は、高度療養費制度にあります。
高度療養費制度とは、公的な医療保険の一種で高額な治療費がかかったときに負担を大幅に減らしてもらえる仕組みのことです。
所得によって負担額は変わってきますが、一般的な家庭であれば治療費は月8万円強、9万円を超えることはほとんどないといわれています。
月額で割ると3000円弱となります。
つまり、本当に最低限の治療費だけを保険でカバーするためには3000円あればいいということです。
最低限の保障でいいなら月額5000円
最低限の治療費が3000円ですので、日額5000円のプランを選べば十分といえます。
その代わり差額ベッド代や食事代などは自己負担ということを理解しておいてください。
治療に専念したいなら月額10000円
入院中はお金の心配をしたくないという方もいるかもしれません。
それなら月額10000円プランにして、余裕のある入院生活を送ることができます。
また、自営業などで入院中に収入が途絶えてしまう方は、入院日額を多くしておいて収入を補う形でもいいかもしれません。
どちらがいいの?
個人的におすすめなのは、月額5000円のプランです。
そもそも食費やお見合いの交通費などまで、保険でカバーする理由がありません。
入院したときの備えを目的にしているなら、保険料も安く抑えられます。
【注目1】保険相談とは何か!! 保険相談会社の仕組み・保険相談の申込み方・受け方を徹底解説
保険を検討している人は、FPが開設する保険相談の仕組みや申込み方・受け方を開設した内容を、ぜひ確認してください。
保険相談とは何か!! 保険相談会社の仕組み・保険相談の申込み方・受け方を徹底解説
【注目2】保険選びは『誰』に相談するか?で決まる!
保険は人生の中で最も大きな買い物です。
保険料も高いですし、失敗したくないですよね。
実際に保険相談をしてみてわかったことですが、保険選びで失敗しないためには信頼できるプロのアドバイザーを見つけることが大切です。
優秀な方であっても、自分の利益ばかり考えている人には相談したくはありません。
保険選びを絶対に失敗したくないなら、保険見直しラボという保険相談サービスをチェックしてみてください。
何度相談しても無料ですし、無理に保険を勧められることもありませんでした。
家まで相談にきてくれるので、小さな子供がいても安心です。
保険のことが全然わからなくても、1から丁寧に保険の仕組みを教えてもらえます。
おかげで保険料は高くないのに、必要な保障はしっかりついた保険プランに入ることができました!
保険っていつ必要かわかりません。
見直しをつい後回しにしてしまいがちですよね。
しかし、ライフスタイルの変化によって必要な保障額は変わってきます。
万が一のことが起こったときに、
必要な保障に入っていなかった・・・
もしくは、
必要じゃない分まで無駄に保険料を払い続けていた・・・
なんてこともあるかもしれません。
あなたの家族は最適な保険に入れていますか?
もしかしたらヤバイかも、と思ったら今から行動してみてください!
保険見直しラボの詳細はこちら